![ヤバい経済学 [増補改訂版]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41C-VhgG8CL._SL160_.jpg) | ヤバい経済学という本です 購入時期:2008年8月 お奨め度:☆☆☆ |
2年程前に流行った本です。この度古本屋で見つけ、やっと読みました。
著者は著名な若手経済学者とジャーナリストで、訳もなかなか軽快で楽しく読むことができます。
表紙に、外見はリンゴだが、中身はミカンである変な果物の写真があります。
本書の内容は、この写真が表していて、
私達が信じている通念を、仮説を立てデータを分析し、反論の余地が無い程見事にひっくり返してくれています。
リンゴかと思っていたら実はミカンだった・・・
内容は一度読めば良いぐらいですが、著者の発想やデータに基くあり方は、ビジネスマンとして見習うことも多く、そういう意味に置いては、アカデミックなものより役に立つと思います。
気に入った相撲の
八百長 無気力の話。
千秋楽に7勝7敗の力士と9勝5敗の力士が当たった時の勝率ですが、これは不自然かな・・・
データに基いているから納得できるし面白いですよ。
ヤバい経済学 [増補改訂版]の詳細
価格:¥2,100
ページ数: 448ページ
出版社: 東洋経済新報社
発売日: 2007/4/27
目次:
序章 あらゆるものの裏側--
この本のサワリ:道徳が私たちの望む世の中のあり方についての学問だとすると、
経済学は実際の世の中のあり方についての学問だ。
第1章
学校の先生と相撲の力士、どこがおんなじ?--
インセンティブの美しさとその暗黒面であるインチキを追究する。
第2章
ク・クラックス・クランと不動産屋さん、どこがおんなじ?--
情報は最強の力である。とくに悪いことに使うときは。
第3章
ヤクの売人はどうしてママと住んでるの?--
通念なんてたいていは張り巡らした嘘と、私利私欲と、ご都合主義にすぎないことについて。
第4章
犯罪者はみんなどこへ消えた?--
犯罪のウソとマコトを仕分けする。
第5章
完璧な子育てとは?--
差し迫った疑問をさまざまな視点から追究する:親でそんなに違うもの?
第6章 完璧な子育て、その2
あるいは、ロシャンダは他の名前でもやっぱり甘い香り?--
親が子供にする最初の儀式、つまり赤ん坊に名前をつけることの大事さを測る。
終章 ハーヴァードへ続く道二つ--
データの信頼性が日々の偶然に出合う。
オマケ 『ヤバい経済学』増補改訂版での追加
『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』の『ヤバい経済学』コラム
『ヤバい経済学』ブログより
![ある広告人の告白[新版]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51VHENPSHGL._SL160_.jpg) | ある広告人の告白という本です 購入時期:2008年7月 お奨め度:☆☆☆ |
ザ・プロフィット の課題図書です。
本書の表紙には"現代広告の父"とあり、世界で100万部を超えたベストセラーと書かれています。
中身は、歯に衣を着せぬ痛快な語り口調で、著者の半生、広告会社の経営、クライアントとの獲得と関係維持の方法、クライアントへの提言、コピーの書き方までありました。
その一つ一つがどの業種でも当てはまり、応用できるでしょう。
また、著者はイングランド出身でアメリカで成功したのですが、起業家としての精神や行動、また、ヒントを見つけられるかもしれません。
ところで、広告会社
オグルヴィ&メイザーの創設者が著者です…と言っても私、この会社知りませんので、調べてみました。
日本の公式サイトには、120カ国に450オフィスがあるとしていますが、売上高や従業員数などの公表はありません。相当の規模なんでしょうね〜、ちょっとピンときませんが。
中に
作品集を見れるページが有りました。メールアドレスを入力すると、パスワードが送信されてきます。
紹介されているのは、
IBM、
Motorola、
アメリカンエクスプレス、
シスコなど、アメリカに本社を持つ企業が多いです。本国でも広告しているのでしょうね。
日本企業の中に、軽井沢の"
中山のジャム"がありました。
"中山のジャム"とは、公式サイトより引用しますと、
1886(明治19)年カナダ・トロント生まれの宣教師アレキサンダー・クロフト ・ショー氏が軽井沢を訪れました。 そして、その美しい自然と清涼な気候にすっかり魅了され、彼は自分の家族や友人達と避暑に訪れるようになりました。ショー氏の友人のとして多くの外国人宣教師たちが軽井沢に別荘を求め、毎年避暑にやってくるようになりました。
このようにして、軽井沢を楽しみにやって来た外国人宣教師たちは軽井沢の地元の人々にキャベツやレタスなどの西洋野菜の栽培方法を指導したり、パンのつくり方をおしえるようになりました。初代・中山丈平は外国人宣教師からジャムの製法を学び、1905(明治38)年に「中山のジャム」を創業いたしました。
とあります。日本で最初のジャム屋さんなんですかね。
この広告が、パンで唇と舌を形どっていて何とも良い感じなのですが、私の文才で説明すると陳腐なるので、止めます。(笑)
中々楽しいので、お時間のある時にでも。
最後に本書は、著者(訳)の言い回しが鼻に付く人は、止めた方が良いと思います。
ある広告人の告白[新版]の詳細
価格:¥1,890
ページ数: 280ページ
出版社: 海と月社
発売日: 2006/6/15
目次:
序文
本書の裏話新版のためのまえがき
まえがき
1 広告会社の経営手法
2 クライアント獲得の秘訣
3 クライアントとの関係を持続させるには
4 クライアントに贈る「15のルール」
5 成功する「広告キャンペーン」とは?
6 「強烈なコピー」作成法
7 人を惹きつけるイラストレート法
8 視聴者の心を動かすTV・CMの条件
9 「食品」「観光地」「医薬品」キャンペーンのポイント
10 一流の広告人への道案内
11 広告への批判に対する私の回答
IBM製のノートパソコンで、約5年利用していましたが、日本製の新型に取って代わられる事になりました。
私にとってこのマシンはキーピッチとキータッチが絶妙で、新しいのがパソコンが有ったにも関わらず、利用し続けました。
バッテリーは今でも40分は持ちますし、トラブルも殆ど有りません。しかし、管理費削減の対象となってしまいました。
管理費とは
WindowsサーバーのCAL
ウィルス対応ソフト
個人情報保護対策 LAN管理ソフトライセンス
などなどです。
現在、ドキュメントやソフトの移行作業中ですが、
intel"Core2"は速いですね。作業の効率を考えれば、入替は致し方無いところです。
このThinkPad、Pentium Mの1.6GHzでメモリが512MBです。
WindowsXPでは今となってはちょっと役不足ですが、
Vine Linuxなんかで動かせばまだまだ行けるかもしれません。
ちょっと妄想
Vine Linuxに
Gnomeか
KDEを利用して、ブラウザは
FireFox、メーラーは基本
Gmailで
Thunderbird、これに
OpenOfficeが有れば、会社でも結構いい感じで使えるんじゃないかな。
現実
その前に、LAN管理ソフトで通信が遮断されてしまうか・・・
 | リクルートのDNAという本です 購入時期:2008年1月 お奨め度:☆☆☆☆ |
人材輩出企業として有名な
リクルートの創業者、江副氏の本です。
氏は所謂"リクルート事件"の被告ですが、起業家・企業家としてのセンスは抜群で、本書で起業・組織・リクルートの歴史を執筆しています。この本、
大前研一氏が絶賛らしいです。
リクルートって凄いですよね。
まず、企業名が動詞になっていますよね、"リクルートする"と言いますから。
また、江副氏が退任した時、1兆8千億もの膨大な借金を抱えたのですが、今では完全な無借金となっています。
リクルートOBも至るところで活躍していますし、事例を挙げればどんどん出てきます。
ダイエー創業者の中内氏も大好きな会社だったそうです。
自分の会社では"キム・ジョンイル"で、役員でさえも意見を言う者がいない状態。
リクルートでは「中内さん!」「中内さん!」と平社員が普通に喋りかけてくる。これが、嬉しかったのかもしれません。
リクルートは元々、企業の採用募集と学生の就職をマッチングする
有料情報誌の発行から始めた情報仲介企業(?)で、同じ発想で、
住宅情報誌、
中古車情報誌、
旅行情報誌、etcと広げていきます。
実にシンプルなビジネスモデルなのですが、他の追従を許さない強さがあります。
インターネットとの融合も確実に果たしているようですし、
ホットペッパーや
R25に代表されるフリーマガジン(リクルートでは、ペーパーではなくマガジンとしている)は、自社既存の収益モデルを破壊するアイデアなのに、それを実行出来る事が凄いです。
江副氏が残したDNAは確かに残っていると思います。
リクルートのDNA―起業家精神とは何か の詳細
価格:¥720
ページ数: 215ページ
出版社: 角川書店
発売日: 2007/03
目次:
第一章 企業風土について
第二章 私が学んだ名起業家の一言
第三章 成功する名起業家の条件
第四章 リクルート創業期
第五章 生き生きと働く風土
第六章 情報誌の領域を広げる戦略
第七章 領域の過大な拡大
第八章 早すぎた新規事業の立ち上げ
 | 失敗学のすすめという本です 購入時期:2008年7月 お薦め度:☆☆☆☆☆ |
著者は、東京大学の工学系の教授です。
「失敗する」という事を客観的に捉え分析、階層化し、どの様に生かしていくか?今後に伝えていくか?をテーマとしています。
全業種の方向けの内容とするべく豊富な事例とシュミレーションも有りますし、何より分かりやすく書いてくれています。
考えてみれば、人類は失敗の繰り返しの中で、発展してきたのですよね。重大な事故なども教訓となって、改善が進み進歩する。
しかし、失敗を肯定的に捉える事は、中々難しいです…
自分も他人の失敗を責めるし、都合の悪いことを報告する時は、先に言い訳が入ったりします(笑)
日本代表男子サッカー(今は岡田ジャパン。)で、近年言われ続けているのが゛決定力不足゛ですが、その背景に、失敗を恐れるといった論評が一時、盛り上がりました。
失敗を恐れる事と決定力と関係があるかどうか分かりませんが、確かに、失敗出来ない雰囲気が社会全体に蔓延している気がしますし、その事をマスコミが増幅している様に感じるんですよね。
特にワイドショウと化したニュース番組では、一面だけ大々的に報道し、問題の本質なんか取り上げません。自分の思いを通す纏めをするキャスターも横行しています。
でも、
本書を読むと失敗しても良いんだ〜
失敗は飛躍に繋がるんだ〜
と前向きになります。お薦めです。
失敗学のすすめ (講談社文庫)の詳細
価格:¥560
ページ数:301ページ
出版社: 講談社
発売日: 2005/04
目次:
プロローグ 失敗に学ぶ
第1章 失敗とは何か
第2章 失敗の種類と特徴
第3章 失敗情報の伝わり方・伝え方
第4章 全体を理解する
第5章 失敗こそが創造を生む
第6章 失敗を立体的にとらえる
第7章 致命的な失敗をなくす
第8章 失敗を生かすシステムづくり
エピローグ 失敗を肯定しよう